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Kuku Misawa

Nieum(ニュウム)
かつて制作していたアルコールインクアートの技法を顔料に応用したシリーズです。

錵(にえ)
人の手から生まれた武器が神聖で畏くそして美しい。刀を見た時に感じた矛盾こそがこのシリーズの原点です。武器であるための怖さ、象徴としての神聖さと美しさが共存する感覚を抽象的な色と動きで表現しています。

カガ
丸い支持体に流れる顔料の軌跡は星のように輝きながら鏡のように自分の中の神聖な部分を映し、観る者の内側を照らします。
”有限である身体の奥に宿る無限の意志”をかたちにする試みをしています。

悉皆金色(しっかいこんじき)
「悉皆 金色」シリーズでは、幼少期の宿坊体験をきっかけに興味を持った神社仏閣の装飾、蒔絵等の工芸品、仏像など「祈りの造形」にみられる日本の美意識から着想を得て制作。もののあはれや諸行無常といった儚く流れていく時間の感覚。その中に宿る仏性や神性といった永遠を感じるような気配を表現しています。
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